TaoChat@1129編集後記

連日酷暑が続いている。今日も朝から暑い。西日本では水不足の心配がささやかれている。暑いので給水の頻度が多くなる。胃袋に水がたまるので、食欲も少なくなる。とにかく胃に負担のない食事が多くなる。昼食もそうめんの日が多くなる。あぶらっこい食事は減る。今日はメルマガ作成し配信後、網戸のネット張りをやった。ネットの一部に穴が開き、蚊が入ってくるので、張り替えた。YOUTUBEで張替え動画を見てから、思い出しながらやった。かみさんに手伝ってもらったので、助かった。古いネットをはがした後、サッシの溝のほこりをとるのが大変だった。10年以上は経っているので、溝にほこりがたまり、ゴムの押さえが入りづらくなっていた。

この一週間の出来事は、例年より3週間早い梅雨明けは印象的だった。いつもなら平塚の七夕のころまで梅雨という記憶がある。40℃近い最高気温のところがあり、外を歩くだけで、ふらっと来そうな気温である。舗装道路からの照り返しで、顔表面は40℃以上になっている怖れもある。午後の散歩すら控える日も出てきた。

毎日新聞のネットニュースでは、山梨県で果実泥棒が横行しているそうだ。これまでも山形県で桃やさくらんぼの高級果実の泥棒が横行したことがあった。日本は安全な国という印象だが、他人の生産物を平気で盗んでいく人間が増えてきたというのは本当に情けなく悲しい。ウクライナ戦争は、プーチンの野望むき出しの戦争になった。侵攻当時は、親ロシア住民をネオナチから救うためといいながら、今では、親ロシア住民のいない地域にミサイルを何百発も撃ち込み、非戦闘員の大量殺戮を行なっている。野望はドンバスだけではなく、全土制圧を目指している。ウクライナはロシアのものと大合唱するおぞましさだけが響き渡っている。ゼレンスキー大統領のいうように、ロシアはテロ国家になっている。

今回の言葉は老子からお届けしました。富の再分配の教えです。地球上の自然が受ける天からの恵みは、太陽のエネルギーです。植物がそのエネルギーを養分に換え、植物を食べる動物がエネルギーを摂取し、食物連鎖がエネルギーという富の再分配を保障する。自然界の再分配の原理を学べというのが老子の教えです。誰かが富を独り占めするという人間界の再分配では、いろんな悪循環を生じる。人間だけが墓を作って、死体を土に戻さず、食物連鎖の輪から自らを外す。最近、アメリカで、テラメーションという、遺体を堆肥にもどす試みが行なわれている。棺の中に遺体を生分解する微生物を入れて、棺ごと堆肥にする試みである。ここまで真剣に食物連鎖を実現すれば、老子の教えは完結されます。まあそこまで行くには、まだ何十年もかかるでしょうが。墓の土地に苦労する日本こそ、このような取り組みに真剣に取り組まなくてはいけないのでしょう。墓を有する寺社などの既存組織の反対があるのは当然ですが、高齢化社会で誰もが悩むのが、墓の問題だとすると、政権与党も無視するわけにはいかないでしょう。選挙の公約で、墓の問題を取り上げる政党がいないのは悲しい限りです。遺体を遺灰にするのにどれくらいのエネルギーを無駄遣いするのでしょうか? CO2排出だって馬鹿になりません。テラメーションを取り上げる政党を応援したいのですが、まだ出てきません。