今日で10月も終わる。暑かったり寒かったりした月だった。今日も日の光を浴びながら朝の散歩を楽しんだ。桜並木の葉がすべて落ち、秋の終わりを感じる。Beatlesの曲Good Day Sunshineが歩みを軽くした。思わずGood Day Sunshineを口ずさんでいた。
この一週間のニュースは、政府のガソリン補助がなくなり、毎月5円ずつ引き上げると発表された。毎月5円ずつ上げると4か月で20円の値上げとなる。この値上げは運賃の値上げや輸送費の値上げを招くのは必至と心配になる。総務省発表の物価上昇率は2%だが、スーパーや生協で感じる食料品の値上げ率は20%くらいに思える。価格を上げて量を減らしているのがあからさまにわかる。高齢になると使用量も減ってくるので何とかしのげるが、子供を抱える家庭はきびしい家計を迫られると心配になる。貧しい国日本にまっしぐらに突き進んでいる感がある。外国からの観光客が増えているが、貧しい国の物価が安いのが最大の理由だと思われる。
プライベートの一週間は、昨日PSA検査とインフルエンザのワクチンを接種してもらった。今年のインフル流行はまだだが、いずれはやった時の準備である。PSA検査は、今年初めの健康診断でPSA再検査の判定が出たので再検査のフォローである。読書のほうは、ウルフの「灯台へ」と、大澤真幸の「逆接の民主主義」を読み終えた。「灯台へ」は、確かに心理小説だが、ラムジー夫妻の交感で最後まで通してほしいような気もした。「逆接の民主主義」は、最後に行くほど難解で頭がついていかなかった。聖書と見田宗介氏の理論が出てきてついていけなくなった。ChatGPTの助けを借りて、理解の助けにした。わかりやすい言葉で語ることの大切さを感じる。
今回の言葉は、秋の終わりを感じさせる蕪村の句をお届けした。
時間の有限性を感じさせる哲学的な句とも思える。なかなか、命のひまという言葉は思いつかない。蕪村には、「いかのぼり きのふの空の ありどころ」という句がある。
昨日の空に浮かぶたこは今日は見えない。
たこの存在は、自分の存在に置き換えられる。昨日の空に浮かぶ自分は、無限に流れる時空の一刹那を生きていたと感慨する。
秋の暮の句にも、同じような感慨がうかがわれる。