どんよりした空で梅雨真っ盛りだが、雨は降らない一日だった。昼食を早めに済ませ、散歩してきた。湿度が高いので、背中に汗をかいた。
今日は、サッカーワールドカップのアルゼンチンとカーボベルデとの戦いに釘付けになった。それにしてもカーボベルデの選手の奮闘は素晴らしかった。PK戦に持ち込んだら、勝っていたかもしれない。
初出場で最強豪チームにあれだけ戦えれば、選手たちも思い残すことはないだろう。
この一週間のビッグニュースは、日本の対ブラジル戦での活躍だが、今一歩及ばなかった。個人レベルでどうしても差がついてしまう。でも確実に、日本チームは強くなっている。各選手が個人レベルで技を磨くことが課題になるように思える。
今日はアメリカの独立記念日だが、独立宣言に盛り込まれた思想が、現アメリカでは実施されていないのが悲しい限りである。
基本的人権は移民への差別主義で踏みじられている。かつてはアメリカは、夢を実現する有力候補地だったが、今は行きたくない国になってしまった。
プライベートの一週間は、大学の教養学部のクラスの同窓会に行ってきた。
50年以上が経過しているが、顔を合わせると昔に戻ってしまう。若くして亡くなったクラスメートの思い出話で盛り上がった。サッカークラブに属し、朴訥とした若武者のような男だったが病魔に倒れた。
昨日は有休をとって、銀行口座を2つ解約してきた。銀行も病院と同じで、解約するにも時間がかかることがわかった。預金をゼロにしているのですぐに終わるのかと思ったが、印鑑がないと手続きできないのが不便である。アメリカなら署名でOKなところ、とにかく印鑑を求める。ネットバンクの口座解約は簡便に終わるのはありがたい。そもそも口座開設に印鑑など用いなかった。
読書の方は、大江健三郎氏の「新しい人よ眼ざめよ」を読み終えた。バリ島で出会ったレイン・ツリーの話が出てきて、次の小説につながっていく。葉に水を溜め込むので、雨が止んでも雨を降らせ続ける木ということがわかった。一度見てみたい気もした。
キーコという女性も登場し、若かりし僕との関係も綴られる。「個人的な体験」にも眼が向いてしまう。
今回の言葉は、陶淵明の詩の一節から選んだ。最初は、「帰鳥」から選ぶつもりが、「生と死のことば」(岩波新書)で見かけた「形影神」のほうに眼が移った。
タオに心が向くのは、経験がそうさせる場合が多いが、自分の場合は若いときから腑に落ちた。相性というのだろうか、論語を読んでも堅苦しさを感じなじめなかった。
禅僧が、禅になじむきっかけを話すことがある。玄侑宗久氏が荘子になじんだのも、きっと若いときに出会って腑に落ちたのではないかと勝手に思っている。