2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年最後の言葉は荘子で締めくくった。 世間の今年の言葉は、「災」だった。 それを見て、自分の一年を振り返ると、確かに想定外の事件がいろいろあった。 それを「災」と見ることもできるが、歳を重ねると当然起こるような事件だった。 「災」が警告するメ…
今日はクリスマスイブ。 雪の中のクリスマスの人もいるでしょう。 ひとりで迎える人もいるでしょう。 わたしは、山下達郎さんの「クリスマスイブ」を聞いて迎えます。 子供のときのクリスマスの思い出は、あまり楽しくはなかった。 なぜかわくわくするものの…
今年もあと2週間あまりとなりました。 平成最後の年だと思うと、感慨深くなります。 NHK ETVの「100分de名著」は開始当初からずっと見ている番組です。 今回は、スピノザをやっているので、彼の言葉を選びました。 しかしこれはとってつけた理由で、ゲーテ格…
老子の知足の言葉を取り上げました。 年末になると、この言葉を取り上げているような気がします。 原稿を書きながら、前にも同じようなことを書いたなという思いです。 年寄りはおんなじことを何回も繰り返す。 それを地で行くという開き直りです。 知足とい…
森敦氏の「月山」と同時に読んでいる、森達也氏の「それでもドキュメンタリーは嘘をつく」という文庫本。 同じ森つながりで読んでいるわけではないが、これもなかなか面白い。 この本のなかに、大島渚氏の描いた、「忘れられた皇軍」の話が出てくる。 太平洋…
前回は、旅行に出かけていてお休みしました。 那須の藤城清治美術館にいくのが目的でした。 影絵で有名ですが、デッサンも展示してあって、是非お奨めします。 光と影の作品は、幻想の世界に導きます。 陳舜臣さんの西遊記の挿絵にも藤城清治さんの影絵が使…