TaoChat@1102編集後記

朝いちで白内障手術のための事前検査を受けに病院の眼科に行ってきました。従って、メルマガの原稿は一週間前に仕上げました。今日はクリスマスということに気づかず、メルマガでは触れませんでしたが、とりあえずメリークリスマス! 

今週の出来事は、何と言っても神田沙也加さんが亡くなられたのが衝撃でした。子を持つ親として、子が自分より先立つ悲しみは筆舌に尽くせません。それも自死の場合は、なぜ救えなかったのか悔やんでも悔やみきれません。沙也加さんのご冥福をお祈りします。

今回の言葉は、シェイクスピアの言葉を取り上げました。光り輝くものが必ずしもゴールドではない。この言葉はいくつかの意味があるようです。一つは、輝いていなくても金の価値があるものがある。見かけは目立たなくても、心に光輝くものを持っている。その光がまわりの者に力を与えてくれる。それはヒトであったり、あるムーブメントだったりする。もう一つは、文字通り、光輝いているように見えても実は心は沈んでいる。沙也加さんのニュースはまさにこの例かもしれません。さらにもうひとつが、光輝くものが持っている危険性です。輝いていることには隠れた理由があるということです。メルマガではこのひねくれた例を取り上げてしまいましたが、輝いていても、輝かなくても、見掛けで判断しないこと。これが無心で見るということだと思います。