TaoChat@1014編集後記

この一週間は、コロナの感染拡大を受けて、緊急事態宣言が全国に及び、10万円給付が全国民に行なわれるという発表が行なわれたのが目新しい所である。自宅待機は相変わらずお願いベースで、電車通勤も全く制限されない。

自宅待機をお願いしても、自分の女房は大挙して大分旅行に出かける始末。安倍首相のリーダシップは今や地に落ちている。お隣の韓国は、いち早く感染検査システムを立ち上げ、感染者の自宅待機を常時監視している。非常時に何をするかが、首相の手腕の見せ所だが、右往左往しているのが情けない。

個人的には、ハローワークに行き、高年齢求職者給付金の手続きをしたのと、家の障子の張替えをしたのが、主な仕事だった。張替えにあたり、鴨居が下がってきて障子枠が入らないという想定外の出来事が起こったが、ホームセンターでかんなを買って、枠を削り、かろうじて事なきを得た。

今回の言葉は、ゲーテの言葉を選んだ。「ファウスト」の言葉のようだ。

何でも知らない事が必要というが、新型コロナも知らないことだらけ。

感染してもわからないから、出歩きながら、感染を拡大する。

国は感染検査をしないから、無症状の場合、不可抗力である。

 自覚症状が出て、コロナの恐ろしさを知る。

知ったつもりで政府は対策を打つので、すべてが遅くなる。

感染経路がわからないから、世界の大都市は都市封鎖をする。

首相の周りには、知ったつもりの専門家が群がり、ああせいこうせいと首相に意見する。

しかし、大切なのは、首相あなたが、コロナとどう戦いかを責任をもって決めることです。