TapChatは991号を迎え、1000号に向けてのカウントダウンが始まったようです。
今年も残すところ、2ヶ月をきった。
ラグビーワールドカップも南アフリカの優勝で終わった。
ラグビーのにわかファンになったが、前よりも親近感がもてるようになった。
ドラマの「ノーサイドゲーム」から、熱き男のたましいなるものを感じたが、ワールドカップを見ていて、審判の権限が絶対で、強靭な男が無言でそれに従うところが、素晴らしいと感じた。
英国で生まれた、紳士のスポーツであることがわかった。
それに反し、2位となった英国のメンバーがメダル拒否をしたのは、ちょっと悲しかった。負けたら、正々堂々とそれを認め、次回の大会に向け奮起するのがスポーツマンだろうと思う。
話を戻すと、今回の言葉はニーチェからいただいた。
「人間的な、あまりに人間的な」の第9章「ただひとりいる人間」からである。
日常のいろんな場面で、まさにそうだと感じる言葉である。
待ち合わせ時間に間に合うように、階段を駆け下りて、運よく出発間際の電車に飛び乗れた。これで最初の危機は脱したと思った矢先、乗ったのが急行で、待ち合わせの駅を通り過ぎた。更に運が悪いのは、反対方向の電車であったときなど。
車の運転では日常茶飯事。右折者と直進のバイクとの接触事故はよくある話。
うまく危機を脱したと思って、有頂天になっているときが一番危ない。
神様は次々と我々に試練を投げかける。
ひとつの試練をクリアできたからといって油断は禁物。
ただめぐり合わせでクリアできたに過ぎない。
成功の余韻に酔っている時間はなく、次の試練に準備しなければならない。
試練に耐えられるのは、それなりの準備をしていたからこそ、結果に納得が得られる。
決勝トーナメントに進めた日本チームも、4年準備に励んだ結果があるから、結果に満足でき、次の試練に耐える力を得ている。