梅雨空が続いているが、気温が低く、湿度が高くでも過ごしやすい。
九州では豪雨が続き、被害に遇われた方々にお見舞い申し上げます。
明日は七夕ですが、天の川が見られるのは、一部の地方だけらしい。
週5日、東京まで通勤しており、その間、行きも帰りも本を読んでいる。
最近では、スマホする乗客が殆どで、読書する乗客は珍しい。
これはわたしの思い過ごしかもしれないが、読書する乗客の周りに読書する乗客が集まるように感じる。
スマホする乗客は大概がゲームをやっており、狂ったようにスマホをたたくので、隣りで読書する人間には我慢が必要である。
今朝読み終えた本が、岡潔先生の「数学する人生」だった。
数学の話は殆どなく、生き方の話が大部分である。
道元、芭蕉、漱石、芥川と、学びの相手は、私と共通するところがある。
芥川、荷風、老荘、蕪村、漱石が私の場合で、芥川と漱石が共通する。
メルマガにも書いたが、岡先生の素晴らしいのは、宇宙を情と捉えたところだと思う。
道元の影響が大きいと思うが、仏の情を生きるところどころで見逃さないのが、生きるヒントのように思った。
いずれにしても、学びの師はいたるところにいて、その作品から師の生き方を学べるところが、生きる楽しさともいえる。
作品とは芸術作品だけでなく、師の教えを継承発展する、子供や弟子を含んでいる。