ニュースでは聞くが、他人事だと思っていた熱中症にかかってしまった。
2日前のことである。
昼食のため、職場から暑い日光を浴びて、外に出た。
いつものように。
ところが職場に戻ると、節々が痛く、顔もほてり気味。
職場は冷房が効いているから、ほてりも治まるだろうと思っていたら、ますます身体がだるくなってきた。
身体が熱を帯びてきた感じである。
これはいつもと違うと判断し、すぐ帰宅した。
家に着いても、身体はますます熱を帯びて、これが世に言う熱中症だと気がついた。
女房にネットで調べてもらったら、とにかく身体を冷やすしかない。
そのときは救急車を呼ぼうかという騒ぎになったが、痙攣はまだ出ていないので、冷やして様子を見ることにした。
その時感じたのは、身体の体温調節機構が破綻したことである。
外部の冷却システムの力を借りて、ひたすら冷やした。
脇の下と、首周りと、ふとももの付け根に保冷材をあてた。ポカリスウェットで給水した。
翌朝になっても、熱は収まらず、体温は37.8℃。
その日は外部の人と会う約束があり、熱を押して午前中で仕事を終え、帰宅した。
身体のほてりはおさまらず。夕方の体温は37.9℃。
熱はあるが、ほてりの程度は前日より少なくなっている。
そして今朝、やっといつもの自分に戻った。
反省点は、年甲斐もなく、暑い中を歩いたこと、冷房で発汗による体温調節能力を弱めたこと。
身体のだるさは、以前から続いていたので、人間の身体は、あるしきい値を超えると、修復能力がなくなり、熱中症に陥ることを身体に教えてもらいました。
体温の日常管理も高齢者には必要かなと思います。