TaoChat@1100編集後記

今日は天気がよく、そんなに寒くないので散歩したい気分である。夕食はカレーを作る予定なので、ご飯を炊いて食材を買出しに行かなければならない。それに仕事を持ち帰ったので、それも処理しなければならない。忙しい土曜になりそうです。

今週のできごとは、前澤さんの宇宙旅行出発が印象的でした。今はISS宇宙ステーション滞在中です。YOUTUBENasa Live Stream - Earth From Space : Live Views from the ISSを検索すると、ISSから地球を撮影したライブ映像が見られるのも感動します。オーロラのカーテンや流れ星もちらほら見えます。

今回の言葉は老子13章より選びました。身体あっての人生ということが強調されます。高齢者にはうんうんとうなづける章です。章の主題は政治家の資質を問うものですが、今日本の政治家に一番欠けている、国民の命を守るという視点です。コロナ対策のための助成金が、政治家のために支給されているのが最近問題視されました。法的には問題ないかもしれませんが、政治家の資質としていかがなものかといわれても仕方がないでしょう。名誉とか財産とかを大患と捉え、身体と同じように大切にするが、身体なくしてそんなものは意味がないという。国民の身体(命)を自分の身体と同じように考える心得があれば、間違っても助成金をもらおうなど考えないはず。また多額の税金を浪費してクーポンを配って手間をかけさせる手段を選ぶはずはない。政治家たちが国民の生活レベルに立って政策を考えないことが原因になっています。国民の身体(命)を支えているのは、日々の食と日々の仕事と日々の休息です。収入が減り、食の物価が上がれば、身体を支えることはできない。仕事がなければ収入はゼロで失業手当で生きていくほかない。低収入の仕事が得られても、睡眠時間を削ってでも収入確保のため、ブラック企業に使い倒されるしかない。こういった生活レベルに立って国民の身体(命)を支えているかといえば、疑問を呈するしかない。お金のばら撒きより、医療費や学費や住居費の無償化など、本当に困っている人の日々の負担を軽減することに全力を注ぐべきと思います。高齢になればなるほど、食べるための歯、歩くための足、そして休むための静寂な心ほどありがたいものはないと考えます。生きるための基本はみな自分の身体に宿っているわけです。自分のうちにある自然をどう養っていくのか、老子は気づかせてくれます。