あれよあれよいう間に今年も残すところ一週間をきってしまった。
よい天気が続いているが、雨が降らないため断水になる予定のところが出てきている。
水は生命の基本であることを思い知らされる。雨が降りすぎても困るが、降らなさ過ぎても困る。とはいえ明後日の月曜には恵みの雨が降ると予報されている。
この一週間の出来事は、コロナ感染者が東京で888人まで行ってしまった。英国では変異種が生まれ、感染者が日本にも入国する事態になった。オリンピックともなれば、世界中から変異種が踊りこむことになると想定される。ワクチンは変異種に対応できるという人もあるが、これは人間の科学への慢心なのではないか? コロナはこの慢心への自然によるパンチともいえる。大事なのは、接触の機会をできるだけ避けること。
GOTOキャンペーンに入れ込んでいた菅首相も、最近これが少しずつわかったきたようだ。個人のこの一週間は、左手首の捻挫の痛みが大分弱まってきたことがありがたい。
自分の体がもつ回復力に驚いている。左手をかばうために右手への負担が増し、右手まで軽い痛みを覚えてきた。まさに、手は右も左もお互い協力しあって体の動きを支えていることを実感した。自分の体がすでに仏の教えを語っている。
今年最後のメルマガは、蕪村の句を選んだ。蕪村の句には自然の情景から学ぶハートに溢れている。寒い川の情景から、暖かいハートを読み取る。流れる川の中の氷に暖かいハートの凝縮を感じ取る。これを17文字に表現するところに、悟りの一瞬を感じた次第です。