腕時計型携帯電話その3

その後、Apple Watch Series 3のニュースがいろいろ入った。

その一つは、サーファーの命拾い。

沖に流されたサーファーがApple Watchをしていて、救助隊を呼ぶ事ができ、命拾いした話。

確かに、スマホをもって海で泳げない。

心拍数が急上昇した少年がApple Watchをしていて、異常を察知した医者が急行して一命を取りとめた話。

日本では、まだこのような話は聞かない。

でもこれから、こういう話は出てくるだろう。

日本では、Engadgetというサイトで、通話機能より、決済機能に重宝している話が主婦から出ていた。

改札を通るとき、赤ん坊を抱いているとスイカがなかなかすぐに出せない。

モバイルスイカをApple Watchに載せておけば、時計をかざせば、改札もバスの乗り降りも楽チン。

それに、スーパーの支払いも、Apple payで済ませるので、現金もいらなくなる。

通話の機会など減るから、メールが見れて、決済ができれば、魅力満載なのかもしれない。

技術の恩恵は今や限りなく広がる。

TaoChat@888編集後記

8のぞろ目の回なので、特別な言葉を探したが、見つからなかった。

先週は英語の言葉だったので、今週は漢字にする積もりだった。

孫子」は戦いに勝つための秘策を教えるが、ひとつひとつの秘策には前提がある。

それは書いていない。

こうすれば勝ち、こうすれば負けると書かれるが、勝つための前提、負けるための前提がある。

戦争なんて、できればやらない方がいい。

やれば人が沢山死んで、土地は荒廃し、勝っても恨みを残す。

それは人類が一貫して繰り返してきた真実であり、孫子もこの前提に立つ。

今回の北朝鮮への圧力も、戦争を起こす前に、勝ちを決めたい。

孫子を学んでいるなら、北朝鮮も米国もそう思っている。

孫子に出てくる無形戦略は、一言で言うなら、形の定まらない軍形は攻めようがないということ。中枢が明らかでないので、こっちを叩けば、あっちが出てきて、あっちを叩けばこっちが出てくる、もぐら叩きと同じである。北朝鮮がこの無形戦略をとっていると以前のメルマガで書いた。

手をこまねいている間に、北朝鮮は核弾頭つきミサイルを開発した。

この時点で、勝利は北朝鮮にあがっている。

時計の針はもとに戻せない。

今回のメルマガは、このような生々しい状況はさておき、無形の軍形のメリットを出しているのは、いまのSNSの世界であるということから、無形戦略を見直した。

無形の強さはとらえどころのないところで、誰もが情報の発信源で、社会の発展のための情報を提供できる点である。これにより、見知らぬひとが情報の共有が行え、いろんな疑問点がそれなりに解決している。

情報機器の故障や操作法など、ネットなしに問題解決はできないと認識する。

無形の弱さは、情報の真偽は自分で判断しないといけない点である。

不正請求など、情報を鵜呑みにすると、金銭被害にあう。

書き込みすると、逆に非難されることもある。

情報の発信源の分散化は、発信するひとのモラルと受け取る側の情報の真偽判断に任される。この前提があっての無形戦略なのである。

孫子の無形戦略は、味方にとっても軍形は常に変動している。

相手を欺くための軍形なので、味方も欺かねばならない。

命令系統の中枢を持たない。

中枢からの命令が優先すれば、それを傍受されると戦いは不利になる。

分散した軍は自律的に戦局の真偽を判断し、行動しなければならない。

無形を維持するには、軍の末端がしっかり判断能力を持たなければならない。

孫子の前提は、無形を支える末端組織の自律的な判断となっている。

ネット社会の場合なら、ネットの末端にいる個人のモラルと真偽判断が無形の前提となる。

最近の事件は、ネットの無形の悪用が引き起こしており、情報を受け取る側が負う判断の重みがとみに増している。

 

 

OiBokkeShi

NHKのETVで「こころの時代」をやっている。

お坊さんの話だったり、こころのケアで活躍されている方々のお話を聞ける時間である。かれこれ10年以上は録画して、時間があるときに見ている習慣がついた。

実体験に基づいた話をされるので、毎回心が熱くなって見終わる。

昨日は、菅原直樹氏のお話に感動した。

菅原直樹氏は介護福祉士の仕事を通じて、老人を主役に演劇を公演し、人間とは何かを考えてもらう活動を続けている。

OiBokkeShiが、この演劇集団の名前である。

老いとぼけと死を続けた名前だが、そこに必ず自分も行き着くと認識することから、その活動は出発している。

感動した言葉がある。

「人間はぼけても感情はぼけていない。」

「人間は老いても役割を果たすことに生きがいを感じる。」

「徘徊は現実の世界と夢の世界を行き来する行動である。」

ぼけを正すのではなく、ぼけに感情的に寄り添い、こころを共有する。

ぼけは理性を失っている状態と一般には消極的に評価されるが、人間は理性とともに感情を持っている。感情の側面で思いを共有できれば、そこには幸福な時間が訪れると考える。

「人間は老いても役割を果たすことに生きがいを感じる。」

は、ぼけ老人もりっぱな演劇者として役割を果たせると考え、実際に演劇集団を立ち上げているのが感動したところである。

人間とは何かを考えるとき、高齢者は自分の人生の手本となる。

ぼけて徘徊する老人を受け入れるには、地域の人々の協力が必要になる。

自分が安心してぼけられる社会が、これからの日本の理想の姿になるだろうと感じた。

徘徊している人は自分の感情の中ではつじつまがあっている。

夢と現実の区別がつかないから、行動がおかしく見える。

徘徊に向き合うには、自分も夢の世界に入り込まないと相手の感情に寄り添えない。これは口で言うのはやさしいが、寄り添いすぎると自分も現実の世界にもどれなくなる。こころの共有ができる一瞬を大事にする姿勢が必要なのだろう。

自分が死ぬときも、こころの共有ができた一瞬のあとに死にたいと思った。

腕時計型携帯電話その2

けさの日経新聞をみていたら、スマートウォッチ特集が出ていた。

そこに、Apple watch series 3が載っていて、通信機能を内蔵した腕時計とあった。

それこそ、私が求めていたものであることがわかった。

早速ネットで調べたら、今年の9月に発売開始とある。

iPhoneなしで、通話もでき、メールも見る事ができ、音楽も聞く事ができる。

肝腎の入力機能は、音声入力と手書き入力機能を備えている。

通話は、bluetoothイヤホンで行う。

カメラなんてついていなくて、スイカ機能があるので、腕時計をかざして電車に乗れる。

やっぱりAppleはユーザが欲しいものを先取りする。

yodobashiで価格をみたら、53000円でちと高い。

20000円~30000円に落ち着いたら、買ってもいいかなと考えてしまう。

TaoChat@887編集後記

先週末、旅行に出かけてしまい、編集後記を書きそびれた。

今回は、ラッセルの言葉を選んだ。

ラッセルの幸福論が100分de名著でやっているので、いい言葉がないかネットで調べた。挙げた候補は、今回の言葉のほかは、

1. War does not determine who is right - only who is left.

2. I would never die for my beliefs because I might be wrong.

3. Life is nothing but a competition to be the criminal rather than the victim.

4. Most people would sooner die than think; in fact, they do so.

5. Democracy is the process by which people choose the man who'll get the blame.

1は、北朝鮮への圧力強化に結びつく。戦争というのは正義の証明じゃなくて力の証明。生き残るのは誰かを決める。余りにも真実すぎて、シリアスな言葉で控えた。

2は、信念のために死ねない。なぜなら信念は誤るから。キム・ジョンウンに聞かせたい言葉だが、笑いが消えるので控えた。

3は、生きるということは、犠牲者になるよりむしろ犯罪者になるための競争である。生きるということは何らかの罪を犯しながら生き残っていること。競争に負けた者は犠牲者となる。9人の若い男女が数ヶ月の間に殺害された事件が起こっているので、これもシリアスな言葉で控えた。犯人はまさに競争をしているかのように犠牲者の山を築いた。

4は、殆どの人間は考えるより死を選ぶ。実際にそうする。上記の事件は、犯人が死にたい人を募って接触の機会を得た。この言葉も、死ぬ前にもっと考えろと諭すが、現代人には通用しない。考えれば考えるほど、死にたくなる人もいる。

死の一歩手前で引き返すことができないのが、死の怖さなのかもしれない。

生きようと考えることは苦しいかもしれないが、考えなくなると死ぬしかなくなるのが生の厳しさなのかもしれない。ということで、この言葉も最近の事件を想起させるようで控えた。

5は、民主主義の本質であり、誰が責任を負うのか選ぶプロセスが民主主義という。選んだ本人の責任が一番大きいことを忘れるひとへの警鐘でもある。

民主主義がない中国やロシアや中国は、国民は国を選ぶ責任がないから、すべては自己責任になる。これも余りにも実すぎて、シリアスな言葉で控えた。

ということで、減点方式で候補の言葉が落ち、多少老荘的香りがする言葉が選ばれた。

無駄の本質を語る言葉である。

腕時計型携帯電話

通話可能な腕時計型携帯電話が欲しいとブログに書いたが、既に複数商品化され販売されていることを知った。

ひとつは、キッズケータイのmamorio watchである。デザインは子供向けだが、腕にはめたまま通話ができる。

デザインを大人向けにして、高齢者に持たせれば、どこにいても位置情報を入手でき、電話もすぐできる。メールも打てるから、高齢者が孤独に陥ることも減る。

auでサービスをやっているとのこと。

二つ目は、韓国サムスン電子が4年前に既に販売していた。「ギャラクシーギア」という。通話相手の声ははっきり聞こえるが、こちらの声は拾わないので、声が大きくなり照れくさいと紹介記事に書いてあった。今はやっていないところを見ると売れていないようだ。当時の価格で36万ウォン(約3万3000円)とあるから、技術進化を考えれば、1万ちょっとで売り出されてもよいはずである。カメラもベルト部についている。

bluetoothのマイクつきイヤフォンをつければ通話は問題なくできる。

売れていない理由は、通話の機会が少ないのと、腕時計が邪魔ということなのかもしれない。年寄りになるとスマホが邪魔で腕時計は邪魔でない。

三つ目は国産の『ARES EC309』である。2014年に予約受付をしている。いまAMAZONで16000円で売っている。スマホを完全に腕時計化しており、カメラからメールから通話、FMラジオもついているものすごい代物である。

これがこんな値段でいいのといった感じだが、売れていないようだ。

機能的に盛り込みすぎで、カメラ機能などいらない。

要は、メールとか通話が行えればよい。鍵は入力方法である。送られたメールの内容はディスプレイで確認できるが、返しのメールの入力を音声認識で文字に変換する必要がある。腕時計の入力画面も小さくなるので、仮想キーをどのように空間に表示するかが問題になる。そこらへんが技術課題となる。

スマホはどこかに置き忘れるが、腕時計は腕についてくる。

今は、こどものmamorio watchで重宝されているが、これから再度ヒットする商品が、腕時計型携帯電話から出てくると自分的には信じている。AI技術もそこには生かされるはずで、普段使っている定型文は学習機能で音声からすぐにテキスト変換されるはずである。どこに句読点を打つか学習できるはず。音声的に文の最後に「まる」といえば、句点として認識できるようになる。

ということで、腕時計型携帯電話はすでに技術的には実現しており、そこにどのような機能を盛り込み、どのような機能を切り捨てるかが、今後の商品化の鍵になる。

いま、スマホと連動する腕時計は、スマホの飾りでしかない。

これからの腕時計型携帯電話はスマホを必要としない独立した端末となる。

 

 

こどもが始めに覚える言葉

親に抱かれた赤ちゃんが始めに覚える言葉。

バー、マーと親があやす言葉だろう。

次に、2語になると、パパー、ママーというように同じ語を2つ重ねる言葉。

次にどういう言葉を覚えるか?

駅でそれを考えさせる場面に出会った。

母親が乳母車を押して、男の赤ちゃんを乗せて急いでいる。

男の赤ちゃんは泣いてわめいている。

そのときの言葉。

「やだー」という言葉。

いいか悪いか答える基本の言葉。

英語なら、YAHかNOだろう。

大人の行動を否定する言葉。

自分の意志をもって否定する言葉。

丁寧にいえば、「いやだー」だが、いを略して「やだー」となる。

否定の言葉は、できるだけ短い方がよい。

短さは、意志の強さを表わす。

「やだー」を最初にいう子は大人になって逞しくなる。

大人の世界では、まず結論からいうことで話は始まる。

「やだー」の次に、その理由がくる。

結論を先に言うのは勇気が要る。

でも言われた方は納得がいく。

長々とお説教が続き、最後に結論がくると、何のために長々と聞いていたのかわからなくなる。結論を聞けば、理由の説明で、結論がくつかえるか考える事ができる。

それだけ聞き手に猶予を与えることになる。

「やだー」を最初にいう子は、大人になる入り口にすでに立っているといえる。

親であっても、YESかNOか、結論を先に言うと、「なぜ」を理由を聞いてくれる。

話はそこから始まり、理由の説明で自分の考えを話す機会を得る。

とすると、親の教育は「やだー」を聞いた親が次に応じるかにかかってくる。

「だめー」と返すのではなく、「どうして?」と聞いて子供の考えを聞く。

駅の母親はなんていったかは聞き漏らしました。