TaoChat@1148編集後記

今日は朝からいい天気である。気がついてみると、今年もあと一月半ほどになった。今年の思い出を語るのは早すぎるかもしれないが、北海道の美瑛・富良野と襟裳・日高の旅はいい思い出である。今日の予定は、図書館で借りた「ららら科學の子」を返しにいくのと、夕食の準備をすることである。「ららら科學の子」は結局200ページしか読めず、また借りることにする。アトムの歌がどう関係するかはわかったが、殺人未遂で指名手配をうけて、中国に逃亡した主人公が30年後に日本に密入国して、どういう事件が起こるのかまでは見届けられなかった。30年前の記憶と今の日本の景色が交互に記述されるが、物事の進展としては200ページにいたっても、そう多くない。むしろ後半に何かが起こりそうだという気がする。夕食の献立としては、肉じゃがと、キュウリとわかめの酢の物と味噌汁を考えている。この一週間の出来事は、私的にはいろいろあった。まずは息子家族が鎌倉の店で古稀のお祝いをしてくれた。孫たちの元気な声と顔を見れただけでもありがたいが、家族一同のお祝いの言葉を連ねた色紙と旅行券までいただいた。彼らにどんな未来が待ち構えているのか?を考えるだけで楽しくなる。少子高齢化社会が待っているというが、海外からの移民を受け入れれば、日本もまだ捨てたもんじゃないと思われる。日本の温かい心を魅力の売りどころにしてほしいという願いはある。居間の液晶テレビの画面に横すじが沢山はいり見難くなったので、有機ELテレビとレコーダーを買った。確かに画面がすっきりし、いろんな機能をいろいろ試しているのが面白い。ネット接続し、YouTubeを大画面で見られるのも新たな経験である。前のHDDレコーダーに入れていた録画の編集とダビングもはじめての経験である。つかうDVDもCPRM対応でなくては動かないことを始めて知った。歳をとってもいろんな新技術に触れて、四苦八苦するのが大事だと思う。世の中の出来事は、アメリカの中間選挙のニュースでもちきりだった。トランプの再出馬はいい加減にしてほしい。バイデン大統領の政策も穴だらけなので、トランプ復活もあり得るといっている。悲しいのは、若い政治家が出てこないところである。バイデンしろトランプにしろ老人である。昔のケネディみたいに、有能な若い政治家が出てこないのがアメリカの大きな政治問題のように思う。

今回の言葉は、日本の政治の闇を衝いた、論語の言葉を選んだ。論語は仁を説くが、日本の政治の仁は、お仲間の内でしか通用しない。安倍元首相が敷いた自民党の仁は、旧統一教会との縁を強固にし、そこへのくさびを安倍氏暗殺により入れられたのが悲劇である。安倍氏を引き継いだ岸田内閣も、自民流仁を踏襲し、そこから派生する様々な過ちは国民の政治不信となって帰ってくる。孔子の時代の仁も、今の時代の仁も本質は変わらない。歪んだ仁を常に是正していく、自己修復の力が政治家には求められるといってよい。お金を一番無駄にしているのは、政治家に支払っているお金である。自浄力のない政治家にとって、お金はいくらあっても足らない。岸田首相のお膝元広島の河井元法相は今どうされているのだろうか?