TaoChat@1147編集後記

今日は天気はよいのだが、寒く感じられる。フリース2枚を重ね着して、編集後記を書いています。一昨日散歩していて、道路にどんぐりの実が散乱して、何個かは潰れているのを見かけました。林の中でどんぐりをひろった経験はありますが、街中でも見られることに驚きました。さっそく写真をとって、Googleレンズで調べたら、マテバシイシラカシでした。マテバシイシラカシもともにブナ科で、どんぐりを落とします。マテバシイはイオンの外壁近くに植えられ、シラカシはマンションの公園に植えられているものでした。どんぐりは栗がつくから栗だと思っていた能天気だったのがお恥ずかしい。今日は、図書館で借りた、オースターとクッツェーの「ヒア・アンド・ナウ」を返しに行く。一部しか読めなかったが、また借りることにする。今日は、吉田松陰の本を3冊予約した。現在、久坂玄随の小説、「花冠の志士」を読んでいて、吉田松陰のことも知りたくなったためである。久坂玄随は、龍馬の大河ドラマのとき出てきて、興味を持った人物で、彼を書いた小説を買って積んでおいたのを読み始めました。

この一週間のできごとは、イテウォンの転倒事故と、ヤクルト惨敗と、北朝鮮のミサイルオンパレードだった。イテウォンの転倒事故は、メルマガに取り上げました。起こるべくして起こった感じが強いです。圧死というのがすごく、人間の生身の体も凶器になることがわかりました。結局、背が低く体重の軽い女性が犠牲になってしまうのが残念です。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。ヤクルトの負けは仕方がないようでいて、ヤクルトらしくなかったです。四球、死球、そしてエラーという自滅を演じてしまった。来年の奮起に期待します。オリックスは強かった。特に投手力は抜群です。

北朝鮮のミサイルは、誰も止められないというのが現実です。核兵器を持っているために誰も止められない。今後のテロ国家のお手本とでもいうべきでしょう。テロ国家をテロ国家のロシアが支え、習近平独裁国家の中国が支えているのだから、「鬼に金棒」です。「テロ国家に核兵器」というのが北朝鮮です。何発ミサイルを撃とうが構いませんが、日本の防衛システムはしっかりしてほしい。今のアラートは役立たずで振り回すのはやめて欲しい。

今回の言葉は、イテウォンの転倒事故から思い浮かべた老子の言葉です。ハロウィンの乗りで、死地に赴く若者の姿が映像に写されました。画面で人々は前後左右に揺れていました。もまれることで、圧力の波は全方位に伝わっていく。潰れたところに容赦なく圧力は押し寄せる。自分の経験からも、転倒事故の危険は何度も味わいました。満員電車でブレーキがかかったとき、人は隣りに倒れ掛かる。倒れた人は隣りの人を倒していく。いわゆるドミノ倒しです。イテウォンの場合は、転倒する隙間も与えられず、立ったまま、失神して潰される。この事故を防ぐためには、人為的に詰め込む人数を制限すること。あるいは、危ういところには出かけない。これのみです。若い人は乗りで危険な状況に自分の身を放り込みます。毎夏、川遊びや遊泳で、溺れ死ぬのは若い人が多い。酒を飲んで勢いで飛び込んでそのまま溺れる。何が死地かを感じ取る訓練が大事だということも教育のひとつといえると考えます。