昨日は暑いくらいの陽気だったが、今日は肌寒い。
セラミックヒータをつけて、これを書いています。
イチローの引退会見の言葉から、今回の言葉をいただきました。
いつ見てもかっこよすぎる会見です。
やることやって、いうこといって、文句ない選手です。
いつも鍛錬を続けているから、守備にも不安はない。
結果も凄いけど、小さな積み重ねを続けたことが素晴らしい。
人間長生きすることだけだって、凄いことである。
この場合、小さな積み重ねは、日々の単調な暮らしである。
その中で、いろんな工夫といろんな失敗と、いろんな感動と発見、いろんな悲しみを繰り返す。
それを永年続けてきて、ひとに感動を与えている。
それだけで最早凄いことである。
長生きという結果も凄いが、日々の単調な暮らしをバリエーションを持たせながら続けてきたプロセス(過程)がすでに凄いことである。
そこには目には見えない工夫がある。
単調に見えるのは、その工夫を知らない人間だけである。
イチローの言葉は、あらゆるところに当てはまることである。
小さな積み重ねを経て行く、「とんでもないところ」は極楽かもしれない。
一方、わが敬愛するピエール瀧さんの場合は、本当に「とんでもないところ」だった。
でも人生やり直しはききます。
やり直しの小さな積み重ねは、また「とんでもない」極楽へと導いてくれるかもしれません。