TaoChat@1171編集後記

今回もメルマガ配信から2日が経ってしまった。土曜日は、午後から高校の同窓会が御茶ノ水であり、配信後すぐ家を出た。いつも東京駅を使っているが、GRANSTAに行った事がなかったので、ちょっと見学に寄った。とにかく店屋が多く、人混みもすごかったので、圧倒されてしまった。同窓会のほうは盛況で、同窓生の3割超が集まった。コロナで会えなかった期間を感じさせないくらい、話が尽きなかった。

昨日は市議会議員選挙の投票に行き、投票した候補者が無事当選した。40代の男性で、イオンの前で一人で演説しており好感が持てた。政党から距離を置き、独自の政策を訴える候補にどうしても惹かれてしまう。今朝は4時に目が覚め、寝床で、藤井聡氏がYOUTUBEでやっている東京ほんまもん教室を聞いていた。岸田さんの少子化対策は的外れだということがデータで示された。子育ての支援では少子化は防ぐことはできない。昔も今も、結婚した夫婦が子供をつくる割合は変わらない。少子化の原因はまず、男女が結婚しなくなったからで、次に女性が結婚する平均年齢が36歳と高齢化したことにあるらしい。高齢女性は妊娠しにくくなるので、若いうちに結婚できる環境を整備するのが有効な少子化対策ということになる。結婚費用を支援したり、結婚後の住居費用を支援すれば、結婚に対するハードルは低くなるかもしれない。

今回の言葉は「臨済録」からいただいた。この世のすべての存在は空という、禅の根本の言葉です。何故ならば、心の認識作用でこの世をとらえるので、心が歪めば世界は歪んで見えてくる。プーチンが、ウクライナはロシアという土壌から生まれたと歪んだ認識を抱えているので、ウクライナを侵略することに罪悪を感じない。しかし、よく考えれば、親から子供が生まれても子供は親の所有物ではないように、親は子供を征服できない。心が抱える悩みや苦しみも、世界を歪める。明鏡止水とは、心を歪めない状態を、止まった水面が鏡のように世界を映すことにたとえている。実際の生活では、外界から色んな揺動が入り、心と共に世界は揺れ動く。それを認識した上で、あるがままの世界を想像してみることが大事なように思う。