TaoChat@1093編集後記

今日は朝から日が差し行楽日和です。緊急事態宣言は解除され、堰を切ったように行楽地に出かける老夫婦やおば様集団を早朝電車や東京駅で多く見かけるようになった。今日は行楽地が混雑するものと思われます。

この一週間の出来事は、衆議院選挙が公示され、選挙戦がスタートした。新橋駅で演説しているのを耳にした。個人的には、肉親より民法上の権利侵害を受けたので、対応していただく弁護士を探すのに忙しかった。幸い力になっていただく弁護士が見つかり、ホッとしています。肉親なので当事者間の協議を前提にしていましたが、悲しいかな、協議を拒絶し、突如先方の弁護士から手紙が届き、その旨が明らかになり、対応策として弁護士に依頼するしかなかったというのが実情でした。この出費はままならないですが、自分もフルタイムで仕事を抱えており、弁護士にサポートしていただく決意をしました。

今回の言葉は西行の歌を選びました。山家集の秋歌の項目からです。つい数日前に見た朝方の満月が奇麗だったので、月の歌を選びました。人間界の争いごとを月から見ると、なんて馬鹿なことを争っているのかとしかられそうですが、国が認めた法的な権利を侵された場合は、侵したほうに是正を求めるのは最低限の権利だというしかありません。月を眺めると、いろいろな気持ちが湧いてきます。すぐに湧いてくるのは、あの月に降り立ったのは、1969年7月20日、今から52年前のことだったということです。

その後月面着陸を成し遂げた国はありません。そのとき、月から見た地球の美しかったこと。宇宙空間に出てみると人生観が変るといいますが、西行さんが月から地球をながめたら、どのような歌を作っただろうかと想像するのも楽しいですね。