TaoChat@1017編集後記

Stay Homeがこう長く続いてくると、曜日感覚がなくなってくる。

「今日は何曜日だった?」が我が家の合言葉になっている。

そのうち、「今日は何月だった?」に変わるやもしれない。

感染者数も大分減ってきて、学校が再開される県も出てきている。

とにかく、子供たちの教育へのインパクトが大きいのが非常に心配である。

大学生の2割は、バイトがなくなるという収入の問題から、退学を考えているようだ。

VOAニュースを聞いていると、アメリカの大学生は学費の減免を提訴するとのこと。

理由は、オンライン教育の質が対面教育より劣り、学費に値する教育が得られていないと考えている。

とにかく、日本政府は自粛を言っても、補償は跡付けで遅くなり、完備した頃には手遅れになるおそれがある。

今回の言葉は、荘子から選んだ。

コロナで世の中は大きく変わっても、変わらないものは何か?を考えるきっかけになればという思いで選んだ。

PCR検査数の低迷が意味することは?

結局、医療崩壊を防ぐため、医療機関にすぐ行かずに、自己免疫力で対応しろということになる。それなら、スウェーデンのように自粛などせずに、集団免疫力で対応するといってもらったほうがよい。経済的なダメージは全く無く、教育にもインパクトはなかった。老人の死亡率は高くなるが、やむをえないという策である。

コロナ対策で言えば、変わらないのは、自己免疫力が最後の助けになる。

人類の歴史は、免疫力の有無で淘汰された歴史かもしれない。

異文化に制圧された場合、免疫力は、異文化に対する柔軟性であろう。

柔軟に圧制者に対応した者が生き残れた。

老荘思想は、免疫力を養うのに便利な思想である。

自然の猛威に逆らうのではなく、過ぎ去るのをじっと待つ。

無為の生き方をして、外的なストレス、内的なストレスを排除する。

王様に仕えて出世するより、人里はなれて、自適な生活を送るほうが長生きできる。

コロナの時代もこの考えは妥当な考えであるようだ。