梅雨が近づいているのだろうか、蒸し蒸しとした日が続いている。
昨日帰宅したら、家内より大変なことが起きたと告げられた。
帰宅前ににわか雨が降り、うちの駐車スペースと玄関に魚の腐ったようなにおいのする黒い雨が降ったという。隣家には降っていない。
まさにピンポイントで、黒い斑点が家の壁と玄関前のたたきと車のボディに残っており、臭いが魚くさい。こんなことがあるのかネットで調べたら、実際に魚が天から降ってくることもあるという。名を快雨という。
聖書には、何かの前触れとして奇怪な気象現象が起こったと書いてある。
わたしの家だけにその現象が起こったとしたら、この先何かが起こることを心しておかねばならない。
前置きが長くなったが、今回の言葉は、聖書の言葉にした。
死によって、生きるものがある。
無になることで有が生まれる。
有であり続けても、結局有のままであり、それ以上にならない。
死ぬことは無になることではない。
有の誕生の先駆けである。
登戸の殺傷事件は、今週の大事件であった。
事件はなぜ起きたのか?
心の断絶が、最終行動をとらせたように思う。
ひとと繋がる事が難しければ、自然に繋がることで心の癒しを得られたかもしれない。
あるいは、神や仏と繋がることで心の癒しを得られたかもしれない。
ひとは孤独では生きられない。
自死は最終選択ではない。
死ぬ前に、一度死んで生まれ変わり、新たな生を始めればよい。