入院している父親の見舞いに築地のがんセンターに行ったため、編集後記が一日遅れた。
今日は母の日で、実家の母親のところに感謝の気持ちを伝えに行った。
元気な顔を見るだけ、安心する。
入院している父親は、顔はやつれていたが、永年胸に秘めていた思いを伝えることはできた。やるべきことを後回しにするつけは自分に帰ってくる。
今回は、時間の大切さを語る言葉をお届けした。
ダーウィンは73歳まで生きているから、当時としては長寿だったに違いない。
死の前年に最後の本を出版しているので、自然の真理の探究のために、一時間も浪費できなかった。ダーウィンにとって、人生の価値は、人類がまだ知らない真理の探求だった。
人生の価値は、やるべきことをする時間の連続で決まる。
自分にとっての真理は、真心をこめて事にあたることのようだ。
真心はときとして相手に伝わらない。
しかし、それを伝えずに別れるほど、残念なことはない。
二度と会えないかもしれないから。