TaoChat@958編集後記

昨日は暑いくらいの陽気だったが、今日は肌寒い。

セラミックヒータをつけて、これを書いています。

イチローの引退会見の言葉から、今回の言葉をいただきました。

いつ見てもかっこよすぎる会見です。

やることやって、いうこといって、文句ない選手です。

いつも鍛錬を続けているから、守備にも不安はない。

結果も凄いけど、小さな積み重ねを続けたことが素晴らしい。

人間長生きすることだけだって、凄いことである。

この場合、小さな積み重ねは、日々の単調な暮らしである。

その中で、いろんな工夫といろんな失敗と、いろんな感動と発見、いろんな悲しみを繰り返す。

それを永年続けてきて、ひとに感動を与えている。

それだけで最早凄いことである。

長生きという結果も凄いが、日々の単調な暮らしをバリエーションを持たせながら続けてきたプロセス(過程)がすでに凄いことである。

そこには目には見えない工夫がある。

単調に見えるのは、その工夫を知らない人間だけである。

イチローの言葉は、あらゆるところに当てはまることである。

小さな積み重ねを経て行く、「とんでもないところ」は極楽かもしれない。

一方、わが敬愛するピエール瀧さんの場合は、本当に「とんでもないところ」だった。

でも人生やり直しはききます。

やり直しの小さな積み重ねは、また「とんでもない」極楽へと導いてくれるかもしれません。