TaoChat@895編集後記

昨夜は職場で新年会があり、ちょっと飲みすぎた。

起きたら8時で、新聞の数独をやって、メルマガ原稿作成に取り掛かった。

昨年は老子に始まり、老子で終わった。

今年は荘子で始め、荘子で終わろうと思う。

そこで、岩波文庫の「荘子」と福永さんの「荘子」を開き、言葉を探した。

トランプさんのツイッター禍にうんざりしているので、言葉に関する荘子の言葉を探し、人間世篇に見つけた。

夫婦喧嘩も言葉次第で離婚に発展する場合もある。

こころにもない言葉を吐いたために、永年培ってきた信頼を喪う結果になる。

言葉を風と波にたとえたのは、詩的で叙情的でもある。

空也上人像の口から出ているのも言葉である。

言葉は口から出て耳に入る。口から出た冷たい言葉は、心を傷つける。

出そうと思わなくても出てしまった言葉はもとに戻せない。

空間を伝わって、人から人への伝わるうちにどんどん変化する。

ポジティブな変化なら希望を生むかもしれないが、ネガティブな変化は失望を生む。

発する者も聞く者も、心理状態によって、風と波を変化させる。

そこに言葉の不安定がある。

今年は、風と波をそのまま感じ取れるように、自身の心を落ち着けていたい。