TaoChat@879編集後記

台風が近づいていることで今朝は雨が降っている。

今週は、いろんなことが多すぎた。

100mスプリントで日本人初の9秒台が出たのが9/9。

国連安保理で、対北朝鮮制裁決議を全会一致で採択したのが9/11。

北朝鮮のミサイルが発射されグアムに届く距離を飛んだのが9/15.。

何をテーマに書こうか迷ったが、まずは旧約聖書をめくり、言葉を選ぶことから始めた。戦争というのは、近代兵器がものをいう。コンピュータとセンサーで弾道を制御しながら、ターゲットにあてる。まさに、バトルゲームの世界であり、ミサイルを撃つ本人はバーチャルの世界で航跡を追う。

しかし、ミサイルを当てられた現場の人間は、生身の人間で、爆風と炎で生から死の世界に一瞬に追いやられる。人間は高度の脳をもった動物だが、死ぬときは、血を流し、体液を流し、動物として死んでいく。神はいう。戦争がなくても人類は滅びうる。巨大な惑星が地球に衝突すれば、恐竜が全滅したように、人類の歴史も一度リセットされる。何も、人間同士が核戦争で自滅しなくてもよいと。

今回取り上げた「コヘレトの言葉」にはそんな意味がこめられていると感じた。