2019-04-20から1日間の記事一覧

風に聞け何れか先に散る木の葉

夏目漱石の「思い出す事など」に出てきた句です。 風に聞け何れか先に散る木の葉 漱石が修善寺で生死の境をさまよい、一命を取りとめたとき、今まで漱石の胃病を診ていた病院の院長が息をひきとった。 死ぬはずの自分が生きて、生きて、患者の命を救うべき院…

手紙

夏目漱石の文章に惹かれる。 最近読んだ文庫本「文鳥・夢十夜」の最後に「手紙」という小品がある。 漱石の家に下宿していた重吉さんの所にきた女性からの手紙の話である。 重吉さんには、漱石の奥さんの知り合いの娘へ思いがあり、漱石に結婚の話を娘の親に…

TaoChat@962編集後記

新緑の季節が近づきつつある。 庭の草木の緑が眼にまぶしい。 高齢者ドライバーの事故が跡を絶たない。 高速を逆走、店屋に車ごと突っ込む、駐車場から転落。 皆考えられない事故である。 昨日も悲しい事故があり、平和な家庭の幸せを奪った。 自動車には罪…